コーポレートサイト制作

ホームページリニューアルのお知らせ例文:取引先メール・SNS・URL変更の案内文

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ホームページのリニューアルは、デザインや原稿の確認に追われているうちに公開日を迎え、お知らせ欄に「リニューアルしました」と1行だけ載せて終わることがよくあります。旧サイトのページをブックマークしていた取引先や、自社のURLを紹介ページに載せている業界団体から見ると、何が変わり、何をすればよいのかが分からない状態です。

リニューアルのお知らせは、「何が変わったか」「読む人にお願いすること(ブックマークやリンクの変更など)」「変わらないこと(連絡先・URLなど)」の3点を、サイトのお知らせ・取引先へのメール・SNSで同じ内容にそろえて伝えるのが基本です。

この記事では、お知らせに書く項目、サイトに載せる例文(短い版・詳しい版)、取引先へのメール、URLが変わるときの案内文、SNSの投稿例、プレスリリースの構成、公開日に確認することを、そのまま使える形でまとめます。例文の社名は「◯◯株式会社」、日付や数字は架空のものにしているので、自社の内容に置き換えてお使いください。リニューアル全体の進め方はコーポレートサイトのリニューアルの進め方で解説しています。

リニューアルのお知らせに書く6つの項目

リニューアルのお知らせには、公開日・変わったこと・お願いすること・変わらないこと・問い合わせ先・発信者の6つを書けば、読む人が次に何をすればよいかが分かります。

項目書く内容書き方の例省いてよい場合
公開日新しいサイトを公開した日(事前のお知らせなら公開予定日と時間帯)例:2026年11月10日に公開しました省かない
変わったこと目的と主な変更点を2〜4つ。読む人に関係する変更を書く例:製品を用途別に探せるようにしました/導入事例のページを新設しました省かない
お願いすることブックマークの変更、リンクの張り替え、新しいフォームの利用など例:ブックマークの登録先の変更をお願いいたしますURLも手続きも変わらない場合
変わらないことURL、メールアドレス、問い合わせ先、取引の手続きなど例:ホームページのアドレス(URL)に変更はありません読む人が気にしない場合
問い合わせ先表示の不具合や、見つからないページについての連絡先例:お気づきの点はお問い合わせフォームからお知らせください省かない
発信者会社名と部署名例:◯◯株式会社 広報部お知らせ欄で社名が明らかな場合

「変わったこと」は、制作側の言葉ではなく読む人にとっての変化で書きます。「レスポンシブデザインに対応」より「スマートフォンでも読みやすくなりました」のほうが伝わります。

どこで・誰に・いつ知らせるか

同じ内容を、読む人に合わせて長さを変え、複数の場所で伝えます。

告知の場所主に読む人時期長さの目安
自社サイトのお知らせサイトを訪れたすべての人公開日300〜800字。URLが変わるなら主なページの一覧を付ける
取引先・顧客へのメール既存の取引先、顧客、協力会社公開を確認した当日〜翌営業日本文300〜500字
SNS(X・Facebook・LinkedIn・Instagram など)フォロワー公開日〜1週間1投稿で1つの話題
プレスリリース報道関係者、業界関係者公開日(新しい情報がある場合だけ)A4で1〜2枚

サイトに載せるお知らせの例文

サイト内のお知らせは、デザインと内容の見直しが中心なら短い版、ページのURLやサービス・問い合わせの方法が変わるなら詳しい版を使います。

短い版(URLが変わらない場合)

例:タイトル「ホームページをリニューアルしました」

例:本文「平素より◯◯株式会社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。このたび、製品の情報をより分かりやすくお届けするため、ホームページをリニューアルしました。製品を用途別に探せるようにしたほか、スマートフォンでも読みやすいデザインに変更しています。ホームページのアドレス(URL)に変更はありません。今後も内容の充実に努めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。」

短い版でも、変更点は少なくとも1つ具体的に書きます。「より見やすく、使いやすく」だけでは、何が変わったのかが伝わりません。

詳しい版(URL・サービス・問い合わせの方法が変わる場合)

詳しい版は、段落ごとに役割を決めて書きます。

段落の役割例文
タイトル例:ホームページリニューアルと一部ページのURL変更のお知らせ
あいさつと結論例:平素より◯◯株式会社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。2026年11月10日、当社ホームページをリニューアルいたしました。
目的例:製品の仕様や導入事例を、ご検討中のお客様にすぐ確認していただけるよう、サイトの構成を見直しました。
主な変更点例:1.製品を用途別・材質別に探せるようにしました。2.業種別の導入事例のページを新設しました。3.お見積りのご依頼フォームから図面を添付していただけるようにしました。
お願いすること例:サイトの構成の変更に伴い、一部のページのアドレス(URL)が変わりました。トップページのアドレスに変更はありません。旧アドレスにアクセスした場合も新しいページへ自動で移動しますが、ページをブックマークに登録されている場合は、下記の新しいアドレスへのご変更をお願いいたします。
変わらないこと例:電話番号、メールアドレス、お取引の手続きに変更はありません。
問い合わせ先例:ページが表示されない、目的のページが見つからないなど、お気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりお知らせください。
結び例:今後もお役に立つ情報を発信してまいります。引き続きよろしくお願い申し上げます。

URLが変わったページは、お知らせの中に一覧で示します。

ページ旧アドレス(例)新アドレス(例)
製品情報https://www.◯◯.co.jp/products.htmlhttps://www.◯◯.co.jp/products/
採用情報https://www.◯◯.co.jp/recruit.htmlhttps://www.◯◯.co.jp/recruit/
お見積りのご依頼https://www.◯◯.co.jp/contact.htmlhttps://www.◯◯.co.jp/contact/estimate/

一覧に載せるのは、取引先や求職者がブックマークしていそうなページ(製品・採用・お問い合わせ・資料ダウンロードなど)に絞ります。

Service

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取引先・顧客へのメールの例文

取引先へのメールは、サイトを公開して表示とフォームの動作を確かめた後、当日か翌営業日に送り、件名だけでリニューアルの連絡だと分かるようにします。

メールの要素例文
件名例:【◯◯株式会社】ホームページリニューアルのお知らせ
宛名と書き出し例:お取引先各位 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。◯◯株式会社 営業部でございます。
結論例:このたび、当社ホームページを2026年11月10日にリニューアルいたしましたので、ご案内申し上げます。
変更点例:新しいサイトでは、製品の仕様書(PDF)をダウンロードしていただけるようにしたほか、お見積りのご依頼フォームから図面を添付してお送りいただけるようになりました。
お願い例:一部のページのアドレスが変わっております。ブックマークや、貴社のホームページに当社ページへのリンクを掲載いただいている場合は、お手数ですが新しいアドレスへのご変更をお願いいたします。
変わらないこと例:担当者、連絡先、お取引の手続きに変更はございません。
結び例:今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
署名例:◯◯株式会社 営業部 ◯◯ ◯◯/所在地/メールアドレス/ホームページ(新しいURL)

メールを送るときは、次の点に気をつけます。

  • 一斉に送る場合は、宛先をBCCにするか配信の仕組みを使い、ほかの取引先のメールアドレスが見えないようにする
  • 公開直後の不具合に対応できる日に送る(金曜の夕方や連休の前を避ける)
  • 営業の担当者から個別に送る場合は、相手に関係するページを1つ添える。例:「先日ご相談いただいた◯◯の加工について、新しいサイトに近い事例を掲載しました。」
  • 新製品やキャンペーンの紹介を加えるなど、宣伝を兼ねる場合は広告宣伝メールのルールを確認する

最後の点について、総務省などが案内している広告宣伝メールのルールでは、広告・宣伝のためのメールは原則として受信者の事前の同意が必要で、取引関係にある相手や、名刺などの書面でメールアドレスを知らせてきた相手は例外とされています。例外にあたる場合も、送信者の名称や受信拒否の連絡先などの表示が求められます(広告宣伝メールのルールに関するパンフレット(総務省))。判断に迷う場合は、社内の法務担当や専門家に確認してから送ります。

URLが変わるときの案内文

ページのURLやドメインが変わる場合は、旧URLから新URLへの転送(301リダイレクト)を設定したうえで、「ブックマークの変更のお願い」と「リンクを掲載している先への変更の依頼」の2種類の案内を出します。

Google は、URLの変更を伴うサイト移転について、リダイレクトをできるだけ長く(一般的には少なくとも1年)残すこと、旧URLにリンクしているサイトに連絡して新URLへの変更を依頼すること、SNSのプロフィールや広告のリンク先も新しいページに変えることを案内しています(Google 検索セントラル:URL の変更を伴うサイト移転)。順番は「転送の設定が先、案内が後」です。旧URLと新URLの対応表の作り方と転送の設定方法は、サイトリニューアルで検索順位を落とさないURL変更とリダイレクトの手順で解説しています。

リンクを掲載している先への依頼文

業界団体の会員紹介、取引先の協力会社一覧、商工会議所の事業者紹介、求人媒体など、自社のURLを載せている先を一覧にして個別に依頼します。リンクしている主なサイトは、Search Console の「リンク」レポートで確認できます。

メールの要素例文
件名例:当社ホームページのアドレス変更に伴うリンク修正のお願い
本文例:◯◯協会 事務局 ご担当者様 いつもお世話になっております。◯◯株式会社の◯◯です。貴会の会員紹介ページに当社へのリンクを掲載いただき、ありがとうございます。このたびホームページのリニューアルに伴い、会社案内のページのアドレスが変わりました。お手数ですが、リンク先を下記の新しいアドレスへご変更いただけますでしょうか。
変更の内容例:旧アドレス https://www.◯◯.co.jp/company.html → 新アドレス https://www.◯◯.co.jp/about/
補足例:旧アドレスからも新しいページへ自動で移動するよう設定しておりますので、ご対応はご都合のよい時期で差し支えございません。

ドメインが変わる場合(社名変更など)

ドメインが変わると、すべてのページのURLが変わり、メールアドレスも変わることがあります。メールアドレスの変更は早めに知らせ、旧アドレス宛てのメールも一定期間は受け取れるようにしておきます。

例:「2027年1月1日の社名変更に伴い、ホームページのアドレスを https://◯◯.co.jp/ に変更しました。社員のメールアドレスも、同日から「氏名@◯◯.co.jp」に変わります。旧アドレス宛てのメールも2027年12月末まではお受けしますが、お手数ですがアドレス帳のご変更をお願いいたします。」

ドメインを変えるときは、Search Console のアドレス変更ツールで移転を Google に伝えます。同じドメイン内でのURL変更や、http から https への切り替えには不要とされています(上記の Google 検索セントラル)。旧ドメインの契約は、転送を続けるために更新し続けます。社名変更では、会社概要の表記を登記や名刺とそろえる作業も同時に発生します(ホームページの会社概要の書き方)。

URLを変えずに済むページが多いほど、利用者にお願いすることは少なくなります。当社の2026年10月の自社サイトのリニューアルでは、別のWordPressで運用していた記事メディアを本体のサイトに移しましたが、記事のURL(/column/)は変えず、終了したサービスのページは関連ページへ301リダイレクトで転送しました。経緯は当社のコーポレートサイト リニューアルの記録にまとめています。

SNSで告知するときの投稿例

SNSでは、1つの投稿で伝えることを1つに絞り、いちばん見てほしいページへのリンクを1つだけ付けます。

X の通常の投稿は日本語の文字を2文字分と数えるため、日本語だけなら140字まで、URLは長さに関係なく23文字分です(X Developer Platform:Counting characters)。Instagram はプロフィールにウェブサイトのリンクを追加できるので、投稿からはプロフィールへ案内します(Instagram ヘルプセンター)。

媒体例文ポイント
X例:ホームページをリニューアルしました。金属部品を用途と材質から探せるようになり、図面を添付してお見積りを依頼できるフォームも新設しました。ぜひご覧ください。(URL)変更点は1〜2つ。画像は新しいトップページの画面
Facebook・LinkedIn例:◯◯株式会社は、11月10日にホームページをリニューアルしました。よくいただくご質問に答えるページを増やし、業種別の導入事例を12件掲載しています。製品選びの参考にしていただければ幸いです。(URL)取引先や業界関係者が読む前提で、目的と変更点を少し詳しく
Instagram例:ホームページが新しくなりました。社員インタビューと、工場の1日を写真で紹介するページを作りました。プロフィールのリンクからご覧ください。写真が主役。新しいページで使った写真を載せる

リンクにUTMパラメータ(例:?utm_source=x&utm_medium=social&utm_campaign=renewal)を付けておくと、GA4で告知ごとの訪問数を分けて見られます。

プレスリリースの構成

プレスリリースは、リニューアルそのものより「新しいサービスを始めた」「社名を変えた」「オンラインで見積もりを依頼できるようになった」など、読む人にとって新しい情報があるときに出す意味があります。

デザインの刷新だけなら、自社サイトのお知らせと取引先への連絡で十分なことが多いです。出す場合は次の構成で書きます。

構成書く内容例
タイトル誰が・何をしたかを1文で(30〜40字程度)例:◯◯株式会社、製品検索と図面添付の見積もり依頼に対応したコーポレートサイトを公開
リードいつ・誰が・何を・なぜ・どのように、を3〜4行で例:◯◯株式会社(本社:◯◯県◯◯市、代表取締役:◯◯ ◯◯)は、2026年11月10日、コーポレートサイトを全面的にリニューアルしました。…
背景・目的なぜ今リニューアルしたのか。顧客や事業の変化例:図面をメールで送って見積もりを依頼するお客様が増えたことから、サイト上で依頼を完結できるようにしました。
主な変更点3つ程度を箇条書きで例:用途別の製品検索/図面添付に対応した見積もりフォーム/業種別の導入事例
会社概要社名・所在地・代表者・設立・事業内容・URL会社概要のページと同じ表記にする
問い合わせ先報道関係者からの問い合わせ窓口(部署・担当者・連絡先)例:◯◯株式会社 広報担当 ◯◯

画像は新しいトップページの画面やロゴなど、掲載してよいものだけを添えます。数字(事例の件数など)は公開時点の事実だけを書き、「業界初」のような言葉は根拠を確かめられる場合に限って使います。

公開日のチェックリスト

お知らせやメールは、告知を見て訪れた人がエラーに出会わないよう、新しいサイトが正しく動いていることを確かめてから出します。

時期やること
公開の2〜4週間前お知らせ・メール・SNSの文面を作り、社内で確認する。リンクの変更を依頼する先の一覧を作る。サーバーの切り替えなどで一時的にサイトを見られない時間があるなら、事前にお知らせする
公開日下のチェックリストを確認してから、サイトのお知らせを公開し、SNSに投稿する
公開当日〜翌営業日取引先へのメール、リンク掲載先への依頼を送る
公開1週間後Search Console で見つからないページ(404)が出ていないかを確認し、転送の漏れを直す
公開30日後告知からの訪問数と問い合わせの件数を確認する

公開日に、告知を出す前に確認する項目です。

  • テスト環境で使っていた「検索エンジンにインデックスさせない」設定(noindex)が外れている
  • 旧URLにアクセスすると、対応する新しいページへ1回で転送される
  • 問い合わせフォームが送信でき、社内への通知メールと送信者への自動返信が届く
  • GA4で、問い合わせなどのキーイベントが計測されている
  • Search Console に新しいXMLサイトマップを送信した
  • スマートフォンとパソコンで、主要なページの表示が崩れていない
  • SNSで共有したときのタイトルと画像(OGP)が、新しい内容になっている
  • SNSのプロフィール、Google ビジネスプロフィール、求人媒体、広告のリンク先を新しいURLに変えた
  • 社員のメール署名を、新しいURLに変えた
  • 問い合わせの窓口になる社員に、公開日と変更点を伝えた

よくあるご質問

リニューアルのお知らせはいつ出せばよいですか?

サイト内のお知らせとSNSは公開日、取引先へのメールは公開を確認した当日か翌営業日が目安です。一時的にサイトを見られない時間がある場合や、URL・問い合わせ先が変わる場合は、1〜2週間前に事前のお知らせも出します。

お知らせはいつまで載せておけばよいですか?

お知らせの記事は削除せず、お知らせの一覧に残しておきます。URLが変わった場合に、旧URLからたどってきた人が理由を確かめられるからです。トップページで目立たせる期間は1〜3か月ほどを目安にし、その後は通常のお知らせと同じ扱いにします。

部分的な改修でもお知らせは必要ですか?

読む人の行動が変わる改修は、短くても知らせます。たとえば、問い合わせフォームの変更、ページの統合でURLが変わる場合、資料のダウンロード方法が変わる場合です。デザインの一部の調整や文章の修正だけであれば、告知は不要です。

まとめ

リニューアルのお知らせは、読む人が「何が変わり、何をすればよいか」を一度で分かるように書きます。

  • お知らせには、公開日・変わったこと・お願いすること・変わらないこと・問い合わせ先・発信者の6つを書く
  • 変更点は「デザインを一新」ではなく、読む人にとっての変化を具体的に書く
  • URLが変わるなら、転送を設定してから、ブックマークの変更とリンクの張り替えを依頼する
  • SNSは1投稿で1つの話題とリンク1つ、プレスリリースは新しい情報があるときに出す
  • 告知は、新しいサイトが正しく動いていることを確かめてから出す

当社のコーポレートサイト制作では、旧URLからの301リダイレクトの設計、テスト環境での全ページの確認、公開30日後のレビューまでを標準の工程に含めています。リニューアルの進め方から相談したい方は、コーポレートサイト制作のページで内容と料金をご確認ください。

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フェニックスデザイン株式会社WEB制作会社が運営するナレッジベース編集部

コーポレートサイト・採用サイト・サービスサイトの制作と、公開後の運用保守・集客改善の現場で得た知見をもとに、発注する側の視点で記事を制作・更新しています。運営会社の所在地・事業内容は会社案内、制作の考え方はブランディング×マーケティング論をご覧ください。

この記事は 2026年10月26日 に公開し、2026年10月26日 に内容を確認・更新しました。