ペット用シャンプー・ケア製品メーカーの、新商品紹介ランディングページです。新商品の LP は、商品の説明から始めるとスペックの羅列になり、飼い主の気持ちに届きません。この事例では、飼い主と犬が寄り添う写真をファーストビューに置き、「使う場面」を先に見せてから、製品の特長・成分と安全性・使い方・ラインナップ・購入方法の順に1ページで完結させる構成にしました。
制作の背景
ペット用のケア製品は、飼い主が「自分のペットに安心して使えるか」を最も気にする商品です。成分・安全性・使い心地を丁寧に説明する必要がある一方、長い説明は読まれません。新商品の発売に合わせて、SNS や広告からの流入を受け止め、短時間で「欲しい」と思ってもらい、購入先へ送る1ページが必要でした。
情報設計:場面→特長→安心→行動
LP は1ページで、上から「使う場面(ファーストビュー)→商品の特長→成分と安全性→使い方→ラインナップ→お客様の声→購入方法」の順に並べています。ナビは設けず、各セクションの末尾に「購入する」ボタンを繰り返し配置して、どこで決めても購入に進める構成です。
- 商品の特長:3つに絞った特長を、写真とひと言ずつで。詳しい説明はその下に折りたたみ
- 成分と安全性:主要成分の働きと、避けている成分、安全性に関する試験・配慮を表で整理。飼い主が最も確認する部分
- 使い方:シャンプーとスプレーそれぞれの手順を、写真付きのステップで
- ラインナップ:容量・価格・用途の比較表
- お客様の声:モニターや先行利用者の感想を、犬種・年齢とともに(同意を得たもの)
- 購入方法:オンラインストア、取扱店、サロン・動物病院での取り扱い
ファーストビューとデザイン
ファーストビューは、木漏れ日の中で女性がダックスフントを抱きしめている写真を全面に使い、右側に製品のボトル(シャンプーとスプレー)を配置しています。コピーは最小限にし、写真が持つ「大切にしている」という感情をそのまま伝えました。ボトルは茶色の遮光瓶に犬のイラストというデザインで、写真の自然光と相性がよく、製品の「ナチュラル」「やさしい」という印象を補強しています。
ページ全体は白地に、写真の緑と製品の茶色を基調とし、ボタンは目立つ1色に統一して行動の場所を明確にしました。
導線と問い合わせ設計
LP の目的は購入なので、「購入する」ボタンを各セクションの末尾とスマートフォンの画面下部に固定表示しています。購入先が複数(自社オンラインストア・取扱店・サロン)あるため、ボタンの先では購入先を選ぶ小さな一覧を表示し、それぞれへ送ります。法人(サロン・病院・小売)からの取り扱い相談は、ページ末尾に別の導線を用意し、個人の購入導線と混ざらないようにしました。
SEO・運用の考え方
新商品の LP は、発売直後は広告・SNS・プレスリリースからの流入が中心ですが、時間が経つと「犬 シャンプー 低刺激」「ペット 消臭 スプレー 無添加」のような一般的な検索からの流入が増えます。見出しに商品カテゴリと特長を表す言葉(低刺激・無添加など、実際の製品特性に基づくもの)を含め、成分と安全性のセクションで詳しい情報を提供することで、比較検討中の飼い主の検索に応えています。Product の構造化データを設定し、価格・ラインナップが検索結果に表示されるようにしました。発売後は、お客様の声を追加できる投稿形式にしています。
よくあるご質問
LP の長さはどのくらいが適切ですか?
この事例のように「場面→特長→安心→使い方→比較→声→購入」の7セクションで、スマートフォンで10〜15スクロール程度が目安です。短すぎると安全性の説明が足りず、長すぎると離脱します。詳しい情報は折りたたみにして、読みたい人だけ開ける構造にします。
ペット用品の LP で、表現に気をつけることはありますか?
効果効能を断定する表現(「治る」「必ず」など)は避け、成分の働きや使用感として書きます。医薬品や医薬部外品に該当しない製品で医薬品的な効能を謳うと法令に抵触するため、表現は製品の区分に合わせて確認します。
商品 LP の制作期間と費用の目安は?
1〜1.5か月が目安で、発売日が決まっている場合は逆算して進めます。費用は料金のサービスサイト・LP 制作、進め方は制作の流れをご覧ください。
この事例から学べること
- 感情で選ばれる商品の LP は、スペックではなく「使う場面」の写真から始める
- 安全性が購入の条件になる商品は、成分と安全性のセクションを独立させ、表で整理する
- 購入先が複数ある場合は、ボタンの先で選ばせる一覧を用意し、法人向けの導線は分ける