教育・スクールのサイトで問い合わせ前に確認されること
教育・スクールのサイトでは、本人は「何を学べて、どんな雰囲気か」を、保護者は「費用と進路・実績」を確かめ、両方が納得したところで資料請求や体験の申し込みに進みます。
同じ「学校・スクール」でも、専門学校、子ども向けのスクール、大人向けの教室、伝統文化の教室・道場では、見る人も最後の行動も違います。当社は最初に学校の種類と閲覧者を整理し、申し込みの入口を決めてから構成を作ります。
| 種類 | 主な閲覧者 | 問い合わせ前に確認すること | 最後の行動 |
| 専門学校・各種学校 | 高校生、保護者、高校の進路指導の先生、社会人 | 学科の内容、取得できる資格、就職実績、学費の総額、入試の種類と日程 | 資料請求、オープンキャンパスの予約 |
| 子ども向けのスクール(スポーツ・学習・音楽など) | 保護者、子ども本人 | 指導方針、コーチ・講師、学年別のコース、曜日と時間、月謝と入会金などの費用 | 無料体験の申し込み |
| 大人向けの教室・講座 | 受講を検討する本人 | 学べる内容、通える曜日と時間、費用の総額、どこまでできるようになるか | 体験・説明会の申し込み |
| 伝統文化の教室・道場 | 入門を検討する方、行事に関心のある方 | 場所と先生、稽古の雰囲気、入門の流れ、費用の目安 | 見学・入門の問い合わせ |
どの種類でも、本人と保護者(または家族)の両方が読むことを前提に、文章は平易にし、費用と申し込みの方法は探さなくても見つかる場所に置きます。
教育・スクールのサイトに必要なページ構成
教育・スクールのサイトは、学科・コース案内、学費・料金、進路・実績、在校生・受講生の声、体験・資料請求の5つを中心に、学校の種類に応じて入学案内や情報公開のページを加えます。
| ページ | 載せる内容 | 目的 |
| 学科・コース案内 | 学ぶ内容、取得できる資格、目指す職種、カリキュラムの流れ、学年・レベル別の目標 | 全学科・全コースを同じ型で並べ、比べられるようにする |
| 学費・料金 | 入学金・授業料・実習費・教材費の内訳と総額、月謝・入会金・持ち物 | 保護者が費用の見通しを立てられるようにする |
| 進路・就職・実績 | 就職率と主な就職先、資格の合格者数(対象年度・人数・定義つき) | 「卒業後どうなれるか」に事実で答える |
| 在校生・受講生・卒業生の声 | 学科・学年・出身地域、入学や入会の理由、学校生活 | 自分に近い先輩を探せるようにする |
| 講師・コーチ紹介 | 経歴と指導方針 | 「誰に習うか(誰に預けるか)」の判断材料にする |
| オープンキャンパス・体験 | 日程、内容、所要時間、保護者同伴やオンライン参加の可否 | 日程ごとの申し込みボタンで予約までを短くする |
| 資料請求・お問い合わせ | 送る資料の内容、届くまでの日数、平易な項目のフォーム | 高校生・保護者のどちらが入力しても迷わないようにする |
| 入学案内(学校の場合) | 募集要項、入試の種類と日程、奨学金・支援制度 | 年度を明記し、前年度の情報を残さない |
| 情報公開(該当する学校の場合) | 学校評価の結果、職業実践専門課程の情報など | 公表が求められる情報を1か所にまとめる |
| お知らせ | 日程、休講、制度の変更 | 広報担当が投稿形式で更新する |
専修学校の職業実践専門課程は、認定の要件として学校評価の結果を公表することと、認定された課程の情報をインターネットなどで公表することが、文部科学省の告示で定められています(文部科学省「専修学校の専門課程における職業実践専門課程の認定に関する規程」)。専門学校の閲覧者別の書き方は専門学校のホームページ制作:学生募集につながる構成と閲覧者別の情報で解説しています。
教育・スクールのサイトでよくある課題と、当社の進め方
この分野でよく見る課題は「申し込みの入口が分かりにくい」「実績の数字に定義がない」「年度や校名の変更に更新が追いつかない」「写真が学校・教室の雰囲気を伝えていない」の4つで、当社は構成・原稿・運用の設計で対応します。
申し込みの入口が分かりにくい
専門学校の主な行動は資料請求とオープンキャンパスの予約、子ども向けのスクールは無料体験の申し込みというように、最後の行動はほぼ決まっています。当社は行動を1〜2つに絞り、ヘッダーとスマートフォンの画面下部にボタンを固定します。オープンキャンパスや体験会は日程ごとに申し込みボタンを置き、押すと希望日が選ばれた状態でフォームが開くようにします。フォームは保護者と本人のどちらが入力しても迷わない文言にして必須項目を最小限にし、資料請求と予約の完了はGA4で別々に計測します。
就職率・合格者数の数字に定義がない
就職率は、分母を卒業者全体にするか就職を希望した人にするかで値が変わります。当社は対象年度・人数・定義を数字の近くに書く原稿の型を用意し、「就職に強い」のような言葉は根拠の数字を示せる場合だけ使います。サービスの内容を実際より著しく優良と示す表示は景品表示法で禁止されています(消費者庁「表示規制の概要」)。また、語学教室・学習塾・家庭教師・パソコン教室で、期間が2か月を超え、総額が5万円を超える契約は、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に当たり、誇大広告などが禁止されています(消費者庁「特定商取引法ガイド」)。対象になるかどうかや表現の判断に迷う場合は、消費者庁の案内や弁護士などの専門家に確認いただいてから公開します。
年度の切り替えや校名の変更に、更新が追いつかない
学校・スクールのサイトは、募集要項・学費・日程が毎年変わります。当社はオープンキャンパスや体験会の日程、お知らせを広報担当が投稿形式で更新できるようにし、「新年度の募集要項が決まったとき」「卒業生の就職が確定したとき」など、更新のきっかけと直すページを公開前に貴社と決めておきます。校名変更や学科の改編のときは、旧URLから新URLへの301リダイレクト、サイト内での旧校名の併記、Googleビジネスプロフィールと進学情報サイトの名称変更をセットで行います。URLの変更と転送の手順はサイトリニューアルで検索順位を落とさないURL変更とリダイレクトの手順で解説しています。
写真が学校・教室の雰囲気を伝えていない
校舎や設備の写真だけでは、通っている自分の姿を想像しにくいものです。当社は授業・実習・練習・稽古など、その学校らしい場面を撮る日を行事の予定に合わせて計画します(撮影は別途お見積り)。学生や子どもが写る場合は、本人と保護者の同意を書面で得て、SNSやパンフレットへの転用の範囲も同意に含めます。同意が取れない場合は、後ろ姿や手元のカットで構成します。
当社の教育・スクールの制作事例
当社が公開している教育・スクールの事例は3件で、学校の種類と最後の行動に合わせて、ナビの項目数と申し込みの見せ方を変えています。
- 専門学校の学校サイト:IT・デザイン系専門学校の、校名変更に合わせた全面リニューアルです。学科案内・学校案内・入学案内・学生インタビュー・就職支援・オープンキャンパスの順にナビを並べ、資料請求のボタンを右端に固定しました。旧URLからは301リダイレクトで新サイトの該当ページへ転送し、サイト内に旧校名も記載しています。
- ジュニアサッカースクールのサービスサイト:小中学生向けのスクールのサイトで、ナビを「HOME/Method」と無料体験のボタンだけに絞り、特徴・指導メソッド・コースと料金・コーチ紹介・無料体験の流れを1本の流れで申し込みまで読ませる構成です。料金は指導方針の説明の後に置き、入会金や持ち物も表で明記しました。
- 茶道道場のWEBサイト:歴史・茶室・床の間・歳時記という「場」を伝える項目をナビに並べ、稽古や入門の実務の情報は各ページの末尾とお問い合わせで案内する構成です。床の間と歳時記は季節ごとに更新する投稿形式にしています。
掲載許諾の方針により、社名・URL・画面は公開していません。業種やサイトの種類が近い事例は、無料相談の際に許諾の範囲でご説明します。
教育・スクールのサイト制作の料金と期間の目安
専門学校の学校サイトはコーポレートサイトのスタンダード(120万円〜)をもとに学科ページの数でお見積りして3〜5か月、スクールの紹介と体験の申し込みが中心ならサービスサイト(60万円〜)で1.5〜3か月が目安です。
| 目的・規模 | 構成とプラン | 料金の目安(税別) | 期間の目安 |
| 専門学校・各種学校の学校サイト(学科ページを含む) | コーポレートサイト スタンダード(学科ページの数に応じてお見積り) | 120万円〜 | 3〜5か月 |
| 学生募集とあわせて学校のブランドを刷新したい | コーポレートサイト ブランディング(15ページ以上) | 200万円〜 | ページ数と撮影の計画に応じてご提案 |
| スクール・教室の紹介と体験の申し込み | サービスサイト(5〜8ページ) | 60万円〜 | 1.5〜3か月 |
| 体験会・入会キャンペーンの広告用ページ | LP(1ページ) | 30万円〜 | 1〜1.5か月 |
| 教室・道場の公式サイト | コーポレートサイト ライト(5ページ前後) | 60万円〜 | 2.5〜4か月 |
金額はいずれも目安で、ページ数、原稿・写真を誰が用意するか、予約や顧客管理の外部システムとの連携で変わります。授業や行事の撮影は別途お見積りです。制作費は契約時50%・公開時50%のお支払いで、公開後60日以内に見つかった制作上の不具合は無償で修正します。スクールのプランはサービスサイト・LP制作、学校サイトのプランと保守を含む料金の一覧は料金プランでご確認いただけます。
よくあるご質問
募集の時期に合わせて公開したいのですが、いつ相談すればよいですか?
専門学校のサイトは3〜5か月が目安なので、新年度の募集要項やオープンキャンパスの日程を載せたい時期から逆算してご相談ください。公開日が決まっている場合は、逆算して工程を組みます。撮影は授業や行事のある日に合わせるため、早めに日程を押さえます。
学科やコースが多く、原稿が集まりません。
原稿はヒアリングをもとに当社が下書きを作り、貴社には事実の確認をお願いする進め方が標準です。学科ページは当社が型を作り、学ぶ内容・取得できる資格・目指す職種などの項目を各学科の担当の方に記入いただく形にすると、学科ごとの書き方がそろい、確認も短く済みます。
予約や顧客管理のシステムと連携できますか?
外部のシステムと連携する場合は、連携の方法を確認したうえで個別にお見積りします。外部の予約画面へリンクで送る方法と、サイト内のフォームで受け付ける方法のどちらにするかを、申し込みの計測のしやすさも含めてご提案します。
学校や教室に来て、打ち合わせや撮影をしてもらえますか?
埼玉県・東京都の学校・教室には、打ち合わせで伺います(交通費はいただきません)。それ以外の地域はオンラインで進めます。撮影は手配を含めて別途お見積りし、学生や子どもが写る場合の同意の取り方は撮影の前に決めておきます。