IT・デザイン系専門学校の学校サイトです。校名変更に合わせて全面的にリニューアルし、学科案内・学校案内・入学案内・学生インタビュー・就職支援・オープンキャンパスの構成で、高校生と保護者が最初に知りたい「資格と就職」を前面に出しました。右端に固定した「資料請求」ボタンと、新校舎の案内バナーで、行動と最新情報への導線を確保しています。
制作の背景
専門学校を選ぶ高校生と保護者は、「卒業後に就職できるか」「どんな資格が取れるか」「学費はいくらか」「雰囲気は自分に合うか」の順に確認します。一方で校名変更は、旧校名で検索する人が新しいサイトにたどり着けなくなるリスクを伴います。進路選びに必要な情報を揃えつつ、旧校名からの検索も新サイトに正しく導くことが課題でした。
情報設計:進路選びの確認順に並べる
グローバルナビは「学科案内/学校案内/入学案内/学生インタビュー/就職支援/オープンキャンパス」の6項目で、右端に赤い「資料請求」ボタンを固定しています。高校生が「学科→学校→入学方法→在校生の声→就職→見学」と進む流れを想定した並びです。
- 学科案内:学科ごとに、学ぶ内容・取得できる資格・目指す職種・カリキュラムの流れ・卒業後の進路を同じ型で記載
- 就職支援:就職率・主な就職先・支援の流れ(個別面談・求人紹介・模擬面接)。保護者が最も確認する項目
- 学生インタビュー:学科・学年・出身地域ごとに、入学の理由と学校生活。高校生が「自分に近い先輩」を探せる
- 入学案内:募集要項・学費・奨学金・入試の種類と日程。学費は総額と内訳を明記
- オープンキャンパス:日程一覧と申し込み。保護者同伴の可否、オンライン参加の有無を明記
ファーストビューとデザイン
ファーストビューは、授業中の学生を近い距離で撮った写真に、「資格と就職に強いアットホームな環境」というコピーと「DESIGN FOR Your Life」の英字を重ねています。設備や校舎ではなく、授業を受ける学生の表情を主役にしたのは、「アットホーム」という言葉を写真で裏付けるためです。直下には新校舎の開設を知らせるバナーを置き、最新情報への導線を確保しました。
配色はロゴの赤をボタンと見出しのアクセントに使い、全体は白地に濃いグレーの文字で、保護者にも読みやすいトーンにしています。
導線と問い合わせ設計
専門学校の主な行動は「資料請求」と「オープンキャンパス申し込み」の2つです。資料請求はヘッダー右端に固定し、どのページからも1クリックで届くようにしました。オープンキャンパスは日程ごとの申し込みボタンを置き、希望日が選択された状態でフォームが開きます。フォームは高校生本人と保護者のどちらが入力しても迷わないよう、項目の文言を平易にし、必須項目を最小限にしています。
SEO・運用の考え方
検索キーワードは「専門学校 IT ○○県」「○○(資格名) 専門学校」「ゲーム デザイン 専門学校 就職率」のように、分野・資格・地域・就職の組み合わせです。学科案内の各ページに分野名と資格名を見出しとして含め、就職支援のページに就職実績の数字を記載しています。校名変更への対応として、旧校名を含む検索に備えてサイト内に旧校名の記載(「旧校名:〜」)を残し、旧ドメイン・旧URLからは301リダイレクトで新サイトの該当ページへ転送しました。オープンキャンパスの日程とお知らせは、広報担当が投稿形式で更新できる運用です。
よくあるご質問
校名変更のとき、検索への影響を抑えるには何が必要ですか?
旧URLから新URLへの301リダイレクト、サイト内での旧校名の併記(「旧校名:〜」)、Google ビジネスプロフィールと各種ポータルの校名変更の3つです。半年程度は旧校名での検索が続くため、その期間はトップページにも旧校名を小さく記載しておくと安全です。
学生インタビューは何人くらい必要ですか?
学科ごとに1〜2人、合計で学科数と同じかそれ以上が目安です。高校生は「自分と同じ学科を選んだ先輩」を探すため、学科の偏りがないことが人数より重要です。
専門学校のサイトの制作期間と費用の目安は?
学科数によりますが、3〜5か月が目安です。費用は料金のコーポレートサイト制作をもとに、学科ページの数に応じてお見積りします。進め方は制作の流れをご覧ください。
この事例から学べること
- 学校サイトは、高校生と保護者の確認順(学科→就職→学費→雰囲気→見学)にナビを合わせる
- 「アットホーム」のような形容詞は、学生の表情を写した写真で裏付ける
- 校名変更は、リダイレクトと旧校名の併記をセットで行い、検索からの流入を途切れさせない