オウンドメディアを運営していると、「月に何PVあれば成功なのか」「今のPV数は少ないのか」が気になります。経営者や上司から数字の目標を求められ、根拠のある目安を探している担当者も多いでしょう。
オウンドメディアのPV数に共通の目安はなく、問い合わせや資料請求などの最終目標(KGI)から逆算した数が、その会社にとってのPV数の目安になります。
この記事では、PV数の目安を目標から逆算する方法と計算例、KGIとKPIの違いと設定の手順、GA4とSearch ConsoleでPV数を確認する方法、PV数以外に見るべき指標、PV数が伸びない原因と伸ばすための施策を解説します。
オウンドメディアのPV数に共通の目安がない理由
PV数の目安は、商材の単価や検討期間、読者となる人の数によって大きく変わるため、業界の平均や他社の数字をそのまま自社の目標にはできません。
たとえば、低単価の商品を多くの人に売るBtoCのメディアでは、PV数の多さが売上に直結しやすくなります。一方、高額な設備や専門サービスを扱うBtoB企業では、そもそも対象となる会社や担当者の数が限られます。月間のPV数が少なくても、決裁に関わる人が読んで問い合わせにつながれば、メディアは役割を果たしています。
| 商材・メディアのタイプ | PV数の意味 | 重視する指標の例 |
| 低単価のBtoC商品(日用品・食品など) | 多いほど購入や認知につながりやすい | PV数、商品ページへの移動、購入数 |
| 高単価・専門的なBtoB商材 | 対象者が限られるため、多さより「誰が読んだか」が重要 | 問い合わせ・資料請求の数、サービスページへの移動 |
| 士業・コンサルティングなどの専門サービス | 信頼の獲得が目的で、PV数は補助的な指標 | 社名での検索(指名検索)の数、問い合わせ数 |
| 採用のオウンドメディア | 応募を考えている人に届いているかが重要 | 採用ページへの移動、応募数 |
また、Google検索には「AIによる概要」のように、検索結果の中で答えが分かる表示もあります。検索結果に表示されていても、クリックされなければPV数には表れないため、PV数だけでメディアの成果を判断することはできません。
PV数の目安は目標から逆算して決める
PV数の目安は、月に必要な問い合わせの件数を決め、問い合わせ率と1回の訪問で見られるページ数から逆算すると、根拠のある数字になります。
逆算に使う式は次のとおりです。ここでの「問い合わせ率」は、セッション(訪問)のうち問い合わせに至った割合を指します。
- 必要なセッション数 = 目標の問い合わせ数 ÷ 問い合わせ率
- 必要なPV数(GA4の表示回数) = 必要なセッション数 × 1セッションあたりの表示回数
計算例:記事経由の問い合わせを月10件にしたい場合
例:BtoBの製造業で、オウンドメディア経由の問い合わせを月10件にしたいとします。過去3か月のGA4の数字で、問い合わせ率が0.5%、1セッションあたりの表示回数が1.5だった場合の計算は次のとおりです。
| 項目 | 計算 | 結果 |
| 目標の問い合わせ数(KGI) | ― | 月10件 |
| 必要なセッション数 | 10件 ÷ 0.5% | 月2,000セッション |
| 必要なPV数(表示回数) | 2,000セッション × 1.5 | 月3,000PV |
| 必要な検索からのクリック数(セッションの8割が検索からと想定) | 2,000セッション × 80% | 月1,600クリック |
この例では、月3,000PVが目安になります。逆に、問い合わせ率を0.5%から1%に上げられれば、必要なPV数は半分の月1,500PVで済みます。PV数を増やす施策と同時に、記事からサービスページへの案内や問い合わせフォームを改善する施策も、目標に近づく方法だと分かります。
受注から逆算する場合
営業の数字があれば、受注から逆算するとさらに実態に近づきます。たとえば「受注を月2件にしたい。商談から受注する割合は20%、問い合わせから商談になる割合は50%」であれば、必要な商談は月10件(2件 ÷ 20%)、必要な問い合わせは月20件(10件 ÷ 50%)です。そこから先ほどの計算と同じように、必要なセッション数とPV数を求めます。
実績の数字がない段階では、まず3か月計測する
立ち上げたばかりで問い合わせ率などの実績がない場合は、他社や業界の平均値をそのまま使うのではなく、まず計測の設定を整えて3か月ほど数字を集めます。その間は、公開本数や検索結果での表示回数など、自社で管理できる指標を目標にします。
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KGIとKPIの違いとオウンドメディアでの設定例
KGIはオウンドメディアで最終的に達成したい目標の数値、KPIはKGIに向かう途中の各段階で順調に進んでいるかを確かめる数値で、KPIを積み上げた先にKGIがあります。
| 用語 | 意味 | オウンドメディアでの例 |
| KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標) | 期間内に最終的に達成したい目標の数値 | 1年後に、記事経由の問い合わせを月10件にする |
| KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標) | KGIに向かう途中の各段階の数値 | 検索結果での表示回数、クリック数、セッション数、サービスページへの移動数、問い合わせ率 |
オウンドメディアの成果は、「検索結果に表示される → クリックされる → 記事が読まれる → サービスページへ進む → 問い合わせる」という段階を順に通って生まれます。段階ごとにKPIを置いて、KGIまでのつながりを図にしたものを「KPIツリー」と呼びます。
| 段階 | KPIの例 | 確認するツール |
| 検索結果に表示される | 表示回数、平均掲載順位 | Search Console |
| クリックされる | クリック数、CTR(クリック率) | Search Console |
| 記事が読まれる | セッション数、表示回数(PV数)、エンゲージメント率 | GA4 |
| サービスページへ進む | 記事からサービスページ・料金ページへの移動数 | GA4 |
| 問い合わせる | 問い合わせ・資料請求の数(キーイベント)、問い合わせ率 | GA4 |
| 受注する | 商談数、受注数 | 営業の管理表・CRM |
どこかの段階の数字が目標に届かないとき、KPIツリーがあれば「表示はされているがクリックされていない」「読まれているがサービスページに進んでいない」など、直すべき場所が分かります。KGIとKPIを数字で決めておくことは、運営チームの共通の目標になり、達成できたかどうかに関係なく次の改善の材料にもなります。
KGI・KPIを設定する手順
- KGIを決める:期間と数値を決めます。1年以上先の大きな目標は、半年ごとの中間目標に分けます。
- KPIツリーを作る:上の表のように、KGIに至る段階を分け、段階ごとの指標を決めます。
- 現状の数字を確認する:GA4とSearch Consoleで、各段階の直近3か月の実績を確認します。
- 仮説を立てて目標値を決める:「テーマに沿った記事を12本そろえれば表示回数がこれだけ増える」「記事内の案内を見直せばサービスページへの移動が増える」など、数字の根拠となる仮説を持って目標値を決めます。
- 毎月確認して見直す:KPIが未達の場合は、目標値が高すぎたのか、仮説が違ったのか、別の要因(検索順位の変動や季節による需要の変化)があったのかを検証します。KPIを達成していないのにKGIを達成した場合も、KPIの置き方を見直すきっかけになります。
数値はSMARTの考え方で決める
KPIの数値は、Specific(具体的)、Measurable(測定できる)、Achievable(達成できる)、Relevant(KGIと関係がある)、Time-bound(期限がある)の5つを満たすように決めます。たとえば「記事を増やす」ではなく、「6月末までに、資料請求につながるテーマの記事を12本公開し、記事経由の資料請求を月3件にする」と決めると、やるべきことがはっきりします。
運営の段階に合わせてKPIを変える
| 段階 | 主なKPI | 理由 |
| 立ち上げ期(〜6か月) | 公開本数、検索結果に登録された記事数、表示回数 | 成果の数字がまだ出にくく、自社で管理できる指標で進み具合を見る |
| 成長期(6か月〜) | クリック数、セッション数、サービスページへの移動数 | 検索からの流入が増え始め、読まれ方を改善できる |
| 成果期 | 問い合わせ・資料請求の数、問い合わせ率、受注数 | 流入が安定し、事業の成果で評価できる |
設定するときの注意点
- 担当部署だけで決めない:問い合わせの後を担う営業と、「問い合わせ」「有効な商談」の定義をそろえます。
- 指標を増やしすぎない:毎月見る指標は、KGIと各段階の主要な指標に絞ります。
- PV数だけを目標にしない:PV数を追うと、事業と関係の薄い記事が増えやすくなります。
オウンドメディアのPV数を確認する方法
自社のオウンドメディアのPV数はGA4(Google アナリティクス 4)の「表示回数」で確認し、検索結果での表示やクリックはSearch Consoleで確認します。
GA4でPV数(表示回数)を確認する
GA4では、ページが表示された回数を「表示回数」という指標で確認します。従来のユニバーサル アナリティクス(UA)の「ページビュー数」にあたる指標で、UAは2023年7月に計測を終了しています。記事ごとの表示回数は、次の手順で確認できます。
- GA4の左のメニューで「レポート」を開く
- 「エンゲージメント」の中の「ページとスクリーン」を選ぶ
- 表の「表示回数」の列で、ページごとのPV数を確認する(期間は画面右上で指定する)
同じページが繰り返し表示された場合も、表示回数はその都度数えられます(アナリティクス ヘルプ:ページとスクリーン レポート)。GA4の画面の見方は「Googleアナリティクス(GA4)の見方」で詳しく解説しています。
PV数・セッション数・ユーザー数の違い
| 指標 | GA4での名称 | 数え方 |
| PV数 | 表示回数 | ページが表示されるたびに1回。同じページの再表示も数える |
| セッション数 | セッション | 1回の訪問を1と数える。操作のない状態が続くと終了する(既定は30分) |
| ユーザー数 | ユーザー(アクティブ ユーザー) | 期間内に訪れた人を1と数える。同じ人が何度訪れても1 |
GA4のセッションは、操作のない状態が既定で30分続くと終了します(アナリティクス ヘルプ:セッション)。UAでは日付が変わった時点や流入元が変わった時点でも新しいセッションとして数えましたが、GA4ではそれらでは区切られません(参考:Web担当者Forum「GA4とUAのセッション計測の違い」)。そのため、同じサイトでもGA4のセッション数はUAより少なく出ることがあります。詳しい数え方は「GA4のセッションとは?UU・PVとの違い」をご覧ください。
Search Consoleで検索結果での見え方を確認する
Search Consoleの「検索パフォーマンス」レポートでは、Google検索の結果に表示された回数、クリック数、CTR(クリック率)、平均掲載順位を、検索語やページごとに確認できます(Search Console ヘルプ:検索パフォーマンス レポート)。ここでの「表示回数」は検索結果に表示された回数(インプレッション)のことで、GA4の「表示回数」(ページが表示された回数=PV数)とは意味が違う点に注意してください。使い方は「Google Search Consoleの活用法」で紹介しています。
競合サイトのPV数は推定値でしか分からない
GA4やSearch Consoleで見られるのは、自社が設定したサイトの数字だけです。競合サイトのPV数を正確に知る方法はなく、Similarwebなどの第三者ツールで分かるのは推定値です。競合と比べるときは、PV数よりも、狙うキーワードでの検索順位、扱っているテーマと記事の数、記事の先にある資料や問い合わせへの案内を比べる方が、自社の改善につながります。
PV数以外に確認すべき指標
オウンドメディアの成果を判断するには、PV数に加えて、検索結果での表示とクリック、記事がきちんと読まれたか、問い合わせにつながったかを段階ごとに確認します。
| 指標 | 確認するツール | 分かること | 低いときに見直すこと |
| 表示回数(検索結果) | Search Console | 狙った検索語で表示されているか | キーワードの選び方、記事が検索結果に登録されているか |
| CTR(クリック率) | Search Console | 検索結果でタイトルと説明文が選ばれているか | title・descriptionが、検索した人の知りたいことに答えているか |
| 平均掲載順位 | Search Console | 検索語ごとの評価 | 検索意図とのずれ、情報の古さ・不足 |
| エンゲージメント率 | GA4 | 記事がきちんと読まれたか(10秒を超える滞在、2ページ以上の閲覧、キーイベントの発生のいずれかがあったセッションの割合) | 冒頭で答えを示しているか、読みにくくないか |
| 記事からサービスページへの移動 | GA4 | 記事が事業への関心につながっているか | 記事内の案内(CTA)の位置と内容、関連ページへのリンク |
| キーイベント(問い合わせ・資料請求など) | GA4 | メディアが最終目標に貢献しているか | 着地ページとフォームの分かりやすさ |
| 指名検索の数 | Search Console | 社名やサービス名で検索する人が増えているか | 記事やコラムで、会社の考え方・強みを伝えているか |
GA4では、問い合わせや資料請求など事業にとって重要な行動を「キーイベント」として設定します。2024年に、それまでの「コンバージョン」から名称が変わりました(アナリティクス ヘルプ:イベントとキーイベント)。キーイベントを設定していないと、記事が問い合わせにつながったかを確認できないため、最初に設定しておきます。
当社のSEO・AI検索対策でも、成果は検索順位だけでなく、指名検索の数、AI検索経由の流入、問い合わせ数で見ています。ChatGPTやGeminiなどのAI検索に同じ質問を毎月入力し、自社の記事や会社が引用・紹介されているかを記録する方法も、PV数に表れない成果を確かめる手段になります。
オウンドメディアのPV数が伸びない主な原因
PV数が伸びない原因は、記事が検索結果に登録されていない、検索されていない言葉を狙っている、検索意図とずれている、記事同士の役割が重なっているなど、数字を確認すれば特定できるものがほとんどです。
| 原因 | 確認方法 | 対策 |
| 記事が検索結果に登録されていない | Search Consoleの「ページのインデックス登録」で、登録されていないページと理由を見る | 内容の薄い記事・重複した記事をまとめるか書き直し、関連する記事からの内部リンクを増やす |
| 検索されていない言葉を狙っている | キーワードツールで検索ボリュームを確認する | 読者が実際に使う言葉に変える。商談に近い言葉を優先する |
| 検索意図と内容がずれている | 対策キーワードで検索し、上位の記事が答えている内容と比べる | 知りたい答えを冒頭に置き、足りない論点を加える |
| 似たテーマの記事が複数ある | Search Consoleで、同じ検索語に複数のページが表示されていないかを見る | 1本にまとめ、まとめた記事のURLは統合先へ301転送する |
| タイトルと説明文が選ばれていない | 表示回数は多いのにCTRが低い記事を探す | title・descriptionに、検索した人が知りたい答えを入れる |
| 記事同士がつながっていない | 記事からの内部リンクとカテゴリの設計を確認する | テーマごとに記事群を作り、関連記事とサービスページへリンクする |
| 情報が古い | 公開日・更新日と、記事内の制度・ツール名・統計を確認する | 最新の情報に書き直す。役目を終えた記事は公開をやめる |
記事数が増えて全体を把握しにくくなった場合は、すべての記事を棚卸しして「残す・書き直す・まとめる・公開をやめる」を判断します。手順は「古い記事のリライト・統合の進め方」で解説しています。
オウンドメディアのPV数を伸ばすためにやること
PV数を伸ばすには、既存記事を整理したうえでテーマごとに記事群を設計し、検索結果でクリックされる見せ方と、記事同士の回遊を整えます。
- 既存記事を整理する:検索結果に登録されていない記事、重複した記事、古い記事を書き直すか、まとめます。新しい記事を増やす前に効果が出やすい作業です。
- キーワードを記事群として設計する:テーマごとに「知る(〇〇とは)」「比べる(費用・選び方)」「導入後(運用・トラブル)」の記事をそろえ、サービスページへ案内します。
- 検索ボリュームと商談への近さの両方で選ぶ:検索ボリュームの大きい言葉は競合も多く、上位に表示されるまで時間がかかります。立ち上げ期は、検索数は少なくても商談に近い具体的な言葉(ロングテールキーワード)から始め、メディアの評価が上がってから大きな言葉を狙うと効率的です。
- title・descriptionを見直す:表示回数が多いのにCTRが低い記事は、タイトルと説明文の改善でクリックを増やせます。
- 内部リンクで回遊を増やす:記事の文脈に合う関連記事やサービスページへのリンクを置き、1回の訪問で見られるページを増やします。回遊が増えると、読者が最初の記事以外のサービスにも関心を持つきっかけになります。
- 公開後の数字で書き直す:公開から1〜3か月後に順位と表示回数を確認し、伸びない記事は見出しや内容を見直します。
記事を増やしてもPV数が伸びないときは、カテゴリやURLの設計、表示速度など、記事以外に原因があることもあります。その場合は、メディア全体の設計から見直します。
よくあるご質問
オウンドメディアは立ち上げから何か月でPV数が増えますか?
テーマの競合状況や記事数によって変わります。当社のSEO対策では、順位の変化に通常3〜6か月を見込んでいます。立ち上げ期は、公開本数や検索結果での表示回数など、先に動く指標で進み具合を確認してください。
月間1万PVあれば成功といえますか?
PV数だけでは判断できません。目標の問い合わせ数から逆算して必要なPV数を求め、その数字と比べます。BtoBの専門的な商材では、月間のPV数が少なくても問い合わせにつながっていれば、成果が出ていると考えられます。
PV数とセッション数、ユーザー数の違いは何ですか?
PV数(GA4では表示回数)はページが表示された回数、セッション数は訪問の回数、ユーザー数は訪れた人の数です。1人が1回の訪問で3ページ見た場合は、ユーザー1、セッション1、表示回数3と数えます。
競合サイトのPV数を正確に知る方法はありますか?
ありません。第三者ツールで分かるのは推定値です。競合とは、狙うキーワードでの検索順位、扱うテーマ、記事の先の案内(資料・問い合わせ)を比べる方が、自社の改善に役立ちます。
KPIはいくつ設定すればよいですか?
毎月確認する指標は、KGIとKPIツリーの各段階の主要な指標を合わせて、5〜7個程度に絞るのが現実的です。多すぎると、どの数字を改善すべきかが分かりにくくなります。
まとめ
オウンドメディアのPV数に共通の目安はありません。目標の問い合わせ数から、問い合わせ率と1セッションあたりの表示回数を使って逆算した数が、自社にとっての目安です。KGIを決めたら、検索結果での表示からクリック、記事の閲覧、サービスページへの移動、問い合わせまでの段階ごとにKPIを置き、GA4とSearch Consoleで毎月確認します。GA4のPV数は「表示回数」、問い合わせなどの成果は「キーイベント」で確認します。PV数が伸びないときは原因を数字で特定し、既存記事の整理とテーマごとの記事設計から進めます。
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