葛飾区の企業のホームページに求められること
葛飾区は金属製品・一般機械・ゴム製品の工場と、玩具・文具・装身具などの地場産業が集まる地域のため、ホームページには加工の種類と対応できる範囲、自社製品の特長と問い合わせ先を、取引先が比べられる形で載せることが求められます。
区は葛飾区について「東京都城東地域の一画を占める、東京都工業の代表的な工業集積地域」と説明しており、令和3年度の経済センサスで区内の工場は878、従業者8,119人、製造品出荷額等は約1,644億円、平成27年から令和3年にかけて工場数は約32%、従業者数は約11%減ったとしています(葛飾区の工業)。工場数の構成比と地場産業、そのサイトで確認されることは次のとおりです。
| 業種(区の資料による) | サイトで確認されること(例) |
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| 金属製品(工場数の24.8%。プレス業・メッキ業など) | 加工の種類、対応できる材質・板厚・サイズ、表面処理、ロットと納期、図面での見積もり依頼 |
| 一般機械(11.2%) | 製品・装置の仕様、設計から組立までの対応範囲、保守・部品の供給 |
| ゴム製品(5.9%)。工業用ゴム製品は全国的な主生産地 | ゴムの材質、成形の方法、用途と納入先の業界、試作への対応 |
| ボルト・ナット製造業(全国的な主生産地) | 規格・サイズ・材質の対応表、特注品への対応、ロット |
| 玩具・運動用具、装身具、文具(区の地場産業) | 製品の特長と安全への配慮、取扱店・購入方法、取引の相談窓口 |
令和3年経済センサス-活動調査では、区内の全産業は15,883事業所・141,421人、製造業は2,329事業所・14,491人、卸売業・小売業は3,349事業所・28,856人です(葛飾区の統計(経済センサス))。集計の定義が違うため、上の工場数とは一致しません。
新しい取引先から加工の相談を受けるには、発注側が検索で使う加工方法や製品名を見出しに入れて1ページ1テーマで作り、材質・サイズ・ロットを同じ型で載せます。製造業のサイトに載せる情報は製造業のホームページ制作で詳しく解説しています。
玩具や文具など自社製品を持つ会社では、取引先向けの会社案内と、消費者向けの製品紹介を分けて作ることがあります。当社の製造業の事例(社名・所在地は非公開)では、ペット用ケア製品の新商品LPで、使う場面の写真から特長・使い方・ラインナップ・購入方法の順に1ページで見せました(ペット用ケア製品の新商品紹介LP)。
当社が葛飾区でできること(訪問・オンラインの打ち合わせ)
八潮市は大場川を境に葛飾区と接しており、区内の工場や事務所に訪問して打ち合わせを行い、撮影の日にも伺います(交通費はいただきません。撮影は別途お見積り)。
区も、北は大場川を境として埼玉県八潮市・三郷市に接すると紹介しています(葛飾区の位置と面積)。事務所は埼玉県八潮市伊勢野573-1で、区内へは次の経路で伺います。
- バス:つくばエクスプレス八潮駅(事務所から徒歩約12分)の南口から、亀有駅北口行(東武バスセントラル)と金町駅行(京成バス)の路線バスがあります(TX八潮駅の案内)。TX三郷中央駅からも金町駅行のバスがあります(TX三郷中央駅の案内)。
- 車:事務所から葛飾区役所まで約7.4km(地図サービスで計算した道のりの参考値で、渋滞は考えていません)。
製造業のサイトでは、最初のヒアリングを工場で行い、営業・技術の担当者から「よく受ける問い合わせ」と「見積もりに必要な情報」を伺うと、製品・加工技術のページとフォームの項目を具体的に決められます。コーポレートサイトの打ち合わせは5回程度が標準で、ヒアリング以外はオンラインにすることもできます。
区のホームページ作成費補助金を使う場合は、次の順番で進めます。
- 無料相談(30分)で目的と現在のサイトを伺い、構成案と内訳つきのお見積り(通常1週間以内)をお出しします。消費税分は補助の対象外のため、見積書は税抜の金額と消費税を分けて記載します。
- 作成・改修に着手する前に、貴社が区に申請します。契約や発注を申請の前にしてよいかは、区に確認してください。
- 申請の後に制作を始め、ヒアリング、ブランディング設計、情報設計、デザイン、実装の順に進めます(制作費は契約時50%・公開時50%のお支払い)。
- 令和9年3月31日までの完成・実績報告に間に合う公開日を、工程から逆算して決めます。
コーポレートサイトの制作期間の目安は2.5〜4か月です。今年度の補助金で3月31日までに完成させるには、申請と着手を早めに進める必要があり、間に合わない場合は次年度の募集を待つことも含めてご相談ください。工程の詳細は制作の流れで公開しています。
葛飾区の企業が使える補助金・支援
葛飾区には、ホームページの新規作成と販路拡張に向けた全面改修の委託費の1/2を補助する「ホームページ作成費補助金」があり、2026年10月時点で受付中です(令和9年〔2027年〕2月26日必着、受付順・予算の範囲内)。
| 項目 | 内容(葛飾区 ホームページ作成費補助金) |
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| 対象 | 区内に主たる事業所があり、区内で1年以上事業を営む中小企業(区の創業塾を全講義受講して創業した事業者は1年未満でも可) |
| 対象になる作業 | ホームページの新規作成と、販路拡張に向けた全面改修の委託費 |
| 補助率・上限 | 1/2。上限は日本語のみ5万円、外国語対応8万円。ECサイトの新規構築10万円、PR動画2万円の上乗せあり(同時申請のみ)。消費税分は対象外 |
| 申請期間 | 令和8年4月1日〜令和9年2月26日必着(受付順・予算の範囲内) |
| 申請のタイミング | 作成・改修に着手する前に申請し、令和9年3月31日までに完成・実績報告 |
| 対象外 | 過去2年度に交付を受けた事業者、同じ年度に国などから同じ趣旨の補助を受けた事業者 |
外国語対応のサイトは上限が8万円になるため、海外の取引先に向けて英語ページを設ける会社は、申請の前に外国語対応として扱われるかを区に確認してください。英語ページの作り方は多言語サイト制作の進め方で解説しています。当社は動画制作を単独のサービスとしては行っていませんが、サイト制作に伴う動画は提携先と連携して対応します。
ほかに、ホームページに関係する制度は次のとおりです。
- 葛飾区デジタル化支援事業費補助金:1/2・上限50万円で、IT相談で診断書を受けてから申請します(令和8年4月1日〜令和9年2月26日)。ホームページ作成費とECサイト作成費は対象外で、区はホームページ作成費補助金を使うよう案内しています。
- 見本市出展費補助事業:区内に主たる事業所がある製造業の中小企業などが対象で、出展は1/2以内・上限30万円(海外は初回45万円、オンラインは初回30万円)、1企業年3回まで。申請期間は令和9年2月26日までです。展示会で名刺を交換した担当者は後で社名を検索することがあるため、出展の前に製品ページを整えておくと確認先になります。
- 小規模事業者持続化補助金(国)<一般型・通常枠>第20回:補助率2/3・上限50万円(特例による上乗せあり)。ウェブサイト関連費の補助金額は上限30万円(税込)で、ウェブサイト関連費だけでは申請できません(公募要領 第8版)。申請受付は2026年11月5日〜12月15日17:00、様式4の発行受付は12月4日までで、葛飾区の事業者は東京商工会議所(事前予約制)で相談と様式4の発行を受けます。
区のホームページ作成費補助金は、同じ年度に国などから同じ趣旨の補助を受けた事業者を対象外としているため、持続化補助金とどちらを使うかを先に決めます。区の制度の窓口は産業観光部 産業経済課 経営支援係(青戸7-2-1 テクノプラザかつしか1階)で、区の支援制度をまとめた中小企業支援ガイドブックも配布しています。東京商工会議所 葛飾支部も同じ青戸7-2-1にあります。どの制度も、最新の募集要項と窓口で条件を確認してください。当社は申請書類の作成支援は行っていません。東部の区の制度の比較は東京都でホームページ制作に使える助成金で解説しています。
料金と期間の目安
葛飾区の製造業では、加工技術・設備・品質を載せるコーポレートサイトのスタンダード(10ページ前後・120万円〜)が目安で、自社製品の紹介にはLP(30万円〜)を組み合わせる方法もあります。
| サイトの例 | プラン | 料金(税別) | 期間の目安 |
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| 小規模な工場・事業所の会社案内(5ページ前後) | コーポレートサイト ライト | 60万円〜 | 2.5〜4か月 |
| 加工技術・設備・品質・採用を載せる製造業のサイト(10ページ前後) | コーポレートサイト スタンダード | 120万円〜 | 2.5〜4か月 |
| 玩具・文具などの新製品の紹介(1ページ) | LP | 30万円〜 | 1〜1.5か月 |
| 公開後の更新・週次バックアップ・稼働監視 | 保守ライト | 月2万円〜 | 公開後 |
表の金額と期間は目安で、正式な金額はページ数、原稿・写真の用意、機能によって変わります。英語ページなどの多言語対応は、どのページを翻訳するかで費用が変わるため個別にお見積りします。当社の鍛造メーカーの事例では、英語版を事業紹介・会社案内・お問い合わせに絞り、翻訳と更新の負担を抑えました(鍛造メーカーのコーポレートサイト)。公開後60日以内に見つかった制作上の不具合は無償で修正します。詳しくは料金プランとコーポレートサイト制作をご覧ください。
よくあるご質問
葛飾区のホームページ作成費補助金は、いくら補助されますか?
新規作成と販路拡張に向けた全面改修の委託費の1/2で、上限は日本語のみのサイトが5万円、外国語対応が8万円です。ECサイトの新規構築(10万円)とPR動画(2万円)は、同時に申請する場合だけ上乗せがあります。消費税分は対象外です。最新の条件は区のページと産業経済課で確認してください。
区の補助金を使う場合、いつ申請すればよいですか?
作成・改修に着手する前です。申請期間は令和9年2月26日必着ですが、受付順で予算の範囲内のため、それより前に受付が終わることもあります。令和9年3月31日までに完成・実績報告が必要なので、制作期間から逆算して申請日を決めてください。
八潮市から葛飾区まで、打ち合わせに来てもらえますか?
伺います。八潮市は大場川を境に葛飾区と接しており、事務所から葛飾区役所までは車で約7.4km(参考値)です。東京都内は訪問での打ち合わせに対応していて、交通費はいただきません。
創業して1年たっていなくても、区の補助金は使えますか?
原則は区内で1年以上事業を営む中小企業が対象ですが、区の創業塾を全講義受講して創業した事業者は1年未満でも対象になります。自社が当てはまるかは、申請前に区の産業経済課で確認してください。