住宅購入と資金計画の相談サービスを提供する企業のサイトです。「不動産について、お金について、家について相談できる人はいますか?」という問いかけから入り、専属のアドバイザーが疑問を一つずつ解決するという価値を伝えています。ライフプラン・相談事例Q&A・お客様の声・セミナー・おすすめ物件情報・お役立ちコラムという、情報量の多い構成をヘッダーのナビに収め、フリーダイヤルを常時表示した設計です。
制作の背景
住宅購入の相談サービスは、不動産仲介や住宅ローンの販売と区別がつきにくく、「結局は物件を売られるのでは」と疑われがちです。このサービスでは、40代からのライフプランの見直しや「100年住宅と不動産価値」といった、購入そのものより前の段階から相談に乗ることが特徴でした。その特徴をナビの項目として見せ、相談事例とお客様の声で裏付け、セミナーという低い心理的ハードルの入口も用意することが課題でした。
情報設計:相談前の疑問に全部答える構成
グローバルナビは「40代からの見直しライフプラン/100年住宅と不動産価値/相談事例Q&A/お客様の声/アクセス/セミナー/おすすめ物件情報/お役立ちコラム/会社情報」と項目が多く、右端にフリーダイヤルのボタンを置いています。項目数が多いのは、相談前に調べたいことがそれだけ多い業態だからで、あえて絞らず一覧性を優先しました。
- 40代からの見直しライフプラン/100年住宅と不動産価値:このサービス独自の考え方を説明する2本の柱。他社との違いが最も出る部分
- 相談事例Q&A:相談でよくある質問と回答を、家族構成・年代別に整理
- お客様の声:相談の経緯・内容・その後を同じ型で掲載
- セミナー:開催予定と申し込み。個別相談より気軽な入口として機能
- おすすめ物件情報/お役立ちコラム:継続更新で検索流入と再訪を担う
ファーストビューとデザイン
ファーストビューは、木を基調にした明るいリビングの写真に、「Thinking?」という吹き出しのアイコンと、「不動産について、お金について、家について相談できる人はいますか?」という問いかけを重ねています。サービスの説明ではなく、閲覧者自身の状況を問う言葉から始めることで、「自分のことだ」と感じてもらう設計です。直下で「お客様専属のレジデンシャルアドバイザーが疑問や不安を一つ一つ解決いたします」と答えを示し、問いと答えをセットにしています。
配色は木の色に合わせたベージュとオレンジで、金融・不動産のサイトに多い紺や緑を避け、生活者向けの柔らかさを出しました。
導線と問い合わせ設計
相談の申し込みは電話が中心のため、フリーダイヤルをヘッダー右端のボタンとして常時表示しています。個別相談にすぐ進めない人のために、セミナー申し込みと資料請求を別の導線として用意し、各ページの末尾で「相談する/セミナーに参加する/資料をもらう」の3つから選べるようにしました。フォームは相談内容を複数選択式にし、自由記述を最小限にしています。
SEO・運用の考え方
検索キーワードは「住宅購入 相談 40代」「住宅ローン 相談 無料」「住み替え 資金計画」のように、年代・テーマ・行動の組み合わせです。2本の柱のページで独自テーマのキーワードを、相談事例Q&Aとコラムで一般的な疑問のキーワードを受け止めています。コラムとおすすめ物件情報は投稿形式で、アドバイザーが更新できる運用です。金融商品や不動産価格に関わる内容は断定を避け、一般的な情報と相談の案内に留めることを運用ルールにしました。
よくあるご質問
ナビの項目が9つもあると、使いにくくなりませんか?
相談前に調べたいことが多い業態では、項目を絞るより一覧できるほうが安心感につながります。ただしスマートフォンではメニュー内でグループ分け(考え方/事例・声/イベント・情報/会社)をして、縦に長くなりすぎないようにしています。
問いかけのコピーは、どんな業態に向いていますか?
閲覧者が「自分に必要かどうか」を判断できていない段階で訪れる業態に向いています。相談・コンサルティング・保険・教育などです。製品を指名して探しに来る業態では、問いかけより製品名と特徴を先に見せるほうが適切です。
この種類のサイトの制作期間と費用の目安は?
ページ数が多く投稿機能も複数あるため、3〜4か月が目安です。費用は料金のコーポレートサイト制作、進め方は制作の流れをご覧ください。
この事例から学べること
- 閲覧者が自分の状況を整理できていない業態では、サービス説明より「問いかけ」から始めると読み進めてもらえる
- 独自の考え方(この事例では2本の柱)をナビの項目にすると、他社との違いが構成そのもので伝わる
- 個別相談・セミナー・資料請求のように、心理的ハードルの違う導線を複数用意する