不動産会社向けの営業支援サービスを提供する企業のサイトです。不動産業界のDXツールは比較検討されることが前提で、導入を決める経営者や営業責任者は「何ができるか(機能)」「他社と何が違うか(強み)」「実際に使っている会社の声(インタビュー・導入企業)」「不安点(FAQ)」の4つを順に確認します。この事例では、この4つをそのままグローバルナビにし、電話とメールの両方で問い合わせを受ける構成にしました。
制作の背景
不動産会社は規模や業態(売買・賃貸・管理)がさまざまで、同じツールでも使い方が違います。「自社でも使えるか」を判断するには、機能一覧だけでなく、似た業態の会社がどう使っているかを知る必要があります。また、不動産業界は電話での問い合わせが根強く、フォームだけでは取りこぼしが出ます。比較のための情報を揃え、連絡手段を2つ用意することが課題でした。
情報設計:比較検討の順番どおりに並べる
グローバルナビは「機能一覧/当社の強み/お客様インタビュー/よくあるご質問/導入企業一覧/会社情報」の6項目で、各項目に英語の見出し(Functions・Advantage・Interview・FAQ・Client・Company)を添えて区別しやすくしました。右端に電話番号とメールのボタンを常時表示しています。
- 機能一覧:機能ごとに「現場のどの作業が、どう変わるか」を1枚ずつ説明。画面イメージを添えて具体性を出す
- 当社の強み:不動産営業に特化している点、導入後のサポート体制、他ツールとの連携を比較軸で記載
- お客様インタビュー:業態・規模・導入前の課題・導入後の変化を同じ項目で掲載し、「自社に近い会社」を探せるようにする
- 導入企業一覧:許諾を得た企業のロゴと社名。業態で絞り込める
- よくあるご質問:料金・契約期間・データ移行・サポートなど、商談で必ず出る質問を先回りして回答
ファーストビューとデザイン
ファーストビューは、青く処理した都市のビル群の写真にネットワークの線を重ね、「Change, Real Estate Sales」の英字と「不動産営業に新たな変革を」の日本語を置いています。不動産業界の「街・建物」のイメージと、ITの「つながり」を一枚で表しました。青を基調にしたのは、業務ツールとしての信頼感と、不動産業界で見慣れた色(紺・青)への親和性の両方からです。
ナビの英語見出しは小さく、日本語を主にすることで、見た目の統一感と分かりやすさを両立しています。
導線と問い合わせ設計
不動産会社の担当者は、機能を見てすぐ電話で聞きたい人と、資料をもらって社内で検討したい人に分かれます。ヘッダーの電話番号とメールボタンに加え、機能一覧・インタビューの各ページの末尾に「資料請求」「デモを依頼する」の2つのボタンを置きました。フォームは会社の業態と規模(店舗数・営業人数)を選択式にし、初回の提案を具体的にできるようにしています。
SEO・運用の考え方
検索キーワードは「不動産 営業支援 ツール」「不動産 顧客管理 システム」「不動産 営業 DX」のように、業界名と機能カテゴリの組み合わせです。機能一覧の各ページに機能カテゴリ名を見出しとして置き、比較記事や導入事例で「業態+課題」の検索に応えています。導入企業一覧とインタビューは許諾が取れ次第追加する運用とし、FAQ は商談で新しく出た質問を追記していくことで、営業資料とサイトの内容を揃えています。
よくあるご質問
導入企業の社名を出せない場合、導入企業一覧は作れますか?
作れます。業態・地域・規模(店舗数など)で表現した一覧でも、検討中の会社にとっては「自社と似た会社が使っている」と分かれば十分です。許諾が取れた企業からロゴと社名に差し替えていく運用にします。
サービスサイトとコーポレートサイトを分けるべきですか?
主力サービスが1つで、会社=サービスとして認知されている段階なら、この事例のように1つのサイトで会社情報も含める形で問題ありません。サービスが複数になった時点で分離を検討します。
この種類のサイトの制作期間と費用の目安は?
機能・事例・FAQ を含む構成で2.5〜4か月が目安です。費用は料金のサービスサイト・LP制作またはコーポレートサイト制作、進め方は制作の流れをご覧ください。
この事例から学べること
- 比較検討されるサービスは、検討者が確認する順番(機能→強み→事例→FAQ)をそのままナビにする
- 業界の慣習に合わせて、電話とフォームの両方を常時表示する
- インタビューと導入企業一覧は「自社に近い会社」を探せる項目設計にすると、問い合わせの質が上がる